使用承諾書の書き方について/風俗営業許可申請の必要書類③

使用承諾書の書き方

使用承諾書の書き方についてご説明します。
使用承諾書とは、あなたが借りている営業所(お店)が風俗1号営業として営業することをお店(建物)の所有者や賃貸人が承諾していることを証明する書類です。

なぜ使用承諾書が必要になるのかというと、所有者や賃貸人が賃借人が営業する内容を知らないことがあるからです。

特に風俗営業店(キャバクラやスナックなど)を営業する場合はこの使用承諾書が必ず必要になります。
所有者は賃借人が飲食店を営業すると思って貸したつもりが、実際にオープンしたのはキャバクラだった、
という状況を防ぐためです。

また、又貸し防止にもなります。
風俗営業店の中には、所有者が知らないところで営業者が変わっていることがあります。
使用承諾書には使用をする者の名前が書いてあるので、所有者はその者に使用を承諾することになります。

万が一、使用を承諾してもらった者が別の人間にお店の営業をやらせたとしても、所有者側はその者には使用を承諾していないので、いつでも風俗営業店舗の営業をしないように求めることができます。

使用承諾書の見本

下記の使用承諾書のサンプルを参考に使用承諾書を書いてみましょう。
使用承諾書はこのページの一番下からダウンロードできるようになっております。

使用承諾書

※1 

日付は所有者(賃貸人)に書いてもらいます。

※2

あなたの名前を書きます。法人の場合は法人名を書きます。

※3

所有者又は賃貸人の住所・氏名・電話番号を書いてもらいます。
捺印を忘れずにもらいましょう。

※4

所有者又は賃貸人と書きます。

※5

賃貸借契約書を参考に建物の構造及び所在地を書きます。

※6

所有者があなたに貸している営業所の位置を書きます。
1階にお店がある場合で、1階のフロアを全部借りている場合は「1階の全部」と書きます。
逆に1階のフロアの一部しか借りていない場合は「1階の一部」と書きます。

※7

賃貸借契約書を参考に使用を承諾する期間を書いてもらいます。
通常は賃貸借契約の期間と同じになるかと思います。自動更新の場合は()内に自動更新と書きます。

使用承諾書(見本)

次は従業者名簿についてご説明します。

従業者名簿の書き方について/風営法許可申請の必要書類④